体操パンツ
体操パンツの種類に関しては、短パン、ちょうちんブルマー、スコート。スポーマー、ショーツ型ブルマー、クォーターパンツなどの密着型体操着パンツ。現在、採用されているハーフパンツまで様々なものがあり、時代の流れで移り変わっている。中にはサイドラインが入っている物や、股下の前に校章または学校名などが入っている物もある。
体操パンツの色に関しては地域や学校によって異なるが、例をいくつかあげると、戦後は男子が白の短パン、女子は濃紺のちょうちんブルマー。また女子では濃紺のスコートを着用することもあった。ナイロン、ポリエステル製のバレーシャツ、ハーフジップの衿付体操服などの密着型体操着シャツとナイロン、ポリエステル製のスポーマー、ショーツ型ブルマーなどの密着型体操着パンツが主流だった頃は、女子だけでなく男子も濃紺に統一され、男子は白、女子は濃紺のまま定着しているところもあれば、地域や学校によってエンジ色、青、緑色など学年カラーで統一していたケースもある。ハーフパンツ、クォーターパンツに移行してからは男女とも濃紺をはじめ青、紫などの色で統一しているケースもあれば、男女別に色指定をしているところもある。
短パン着用時、タイツやニーソックス、レギンス等の着用を脱いだり履いたりするのに時間がかかる・暑い・動きにくくなるという理由で禁止、代わりに長ズボン(トレーニングパンツ)を着用するようにしている学校が多いが、女子を中心に長ズボンはダサいという理由で穿きたがらない問題が生じている。
バレーシャツ、ハーフジップなどポリエステル製の密着型体操着シャツが導入されてからは、スポーマー、ブルマーなどポリエステル製の密着型体操着パンツが主流となったこともある。
スポーマーは、短パンとの差別化を図るためにつけられた名称であり、実際はナイロン、ポリエステル製の密着型体操着用半ズボンである。地域や学校によっては、体操着用半ズボンをスポーマーという名称で扱っていたところもある。
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